「住宅の横綱の家」の設計のプロセス

住宅の横綱の“耐震”

「住宅の横綱」大和建設の家は
「設計段階」から耐震にこだわっています!
「設計段階」から耐震にこだわり

一級建築士 西野 晋司

最後に私から設計のプロセスをご紹介しましょう!
当社では、LIXILと何度も“厳しい設計・図面のチェック”を行い、他社よりも“一手間も二手間”もかけて、耐震にこだわっています。

建築部 
北村 昇平

 1. 打ち合わせ

担当の設計士がお客様からのご要望を、構造面を考えたうえでプランニング・ご提案いたします。
気になる点のご指摘や、全く違う提案の希望など、遠慮なく仰ってください。
納得していただけるまで何度でも何度でも作りこみます。
(追加費用はもちろん不要です)

2. LIXILによるラフプランチェック

お客様との打合せを繰り返したのち、ある程度プランが決まったところでLIXILへ第1回目のラフプランチェックを依頼します。ここではLIXILの基準値上、現段階のプランで補強しなければならない箇所はどこかを計算し現在のプランで進められるかどうかの判断を行います。耐力壁強度のアップや筋交い、柱の割り増しを求められることがあります。

ラフプラン1階図面(参考)

 ラフプラン2階図面(参考)

 LIXILからのラフプランアドバイス

ラフプランアドバイス

 

3. 1/100図面の作成

上記「2.ラフプランチェック」をクリア後、1/100図面を作成します。

平面図(参考)

 立面図(参考)

 

4. 社内検図(1回目)

社内検図(1回目)

社内で図面のチェックを行います。
ここでは建築基準法に適合しているかはもちろん、周辺にある構造物や擁壁との関係(必要な間隔がとられているか?)、エアコンの設置位置が確保できているか? 室内扉の開閉時に遮蔽物がないか? 照明スイッチの位置は適正であるか? など様々な部分をチェックします。

検図(参考)

 

5. LIXILによる最終構造計算

LIXILによる最終構造計算

LIXILへ最終的な構造計算を依頼します。
専門のスタッフが住宅性能表示制度基準に基づき、1棟ごとに構造設計CADシステムで「耐震等級3」を設計検査。
耐力壁の位置や数、ホールダウン金物の大きさや数、床倍率計算、接合部の強度などを計算し、同社の基準に適合しているかどうかを判定します。

株式会社LIXIL21世紀研究所の
専門スタッフによる検査風景

LIXIL計算書をチェック 

 

6. 耐震等級判定書の発行、プレカット依頼

構造計算後、LIXILより耐震等級判定書が発行されると同時にプレカット業者(あらかじめ柱や梁等を加工する業者)へ図面が送られます。このプレカット図を担当設計士が意匠上問題ないかのチェックを行います。

プレカット 耐震等級判定書

 プレカットCAD(参考)

 

7. 最終耐震等級判定

最終耐震等級判定書のチェックを行い、意匠上の不具合を訂正します。

最終耐震等級判定 最終耐震等級判定

 

8. 社内検図(2回目)

着工前にもう一度1/50の図面で社内チェックを行います。
ここでは図面と判定書の耐力壁位置、ホールダウン金物位置に相違がないか等を確認します。
また細長い住宅の場合などの場合は構造計算上は数値を満たしていても、より安全度が増す方法がないかを模索するなど本当の意味での最終確認を行います。

社内検図(2回目)

 

耐震工法は設計段階から

なるほど~。耐震工法は設計段階ですでに始まっているんだね!

そうなんです。
耐震性能や家の強度は、家を建てる時からではなく、建てる前から考える必要があります。
設計段階での図面のチェックや構造計算無くして、高い耐震性能を実現することはできません。
当社が設計を重視するのはそのためなんです。実は、全棟において、ここまで厳正な耐震チェックを行っている会社は国内でもそう多くはありません。
「住宅の横綱」大和建設はこれからも全力でご家族の皆様が心から安心していただける住まいをご提供いたします。